パパ目線で「お子さんの将来を見据えた家づくりを提案」
都内25坪の土地に3階建て編
こんにちは。今回は、東京都台東区の25坪の土地に3階建ての住まいを建築する計画をお手伝いさせていただいた時のエピソードをご紹介します。お客様はご夫婦と娘さんの3人家族で、マンションが手狭になったため、新しい住まいを求めていました。
お客様との出会いとプロジェクトの背景
このお客様は不動産業者からご紹介いただき、すでに数社で検討されていました。良い土地と巡り会えたことも幸運でしたが、都内で3階建ての家を建てる際の注意点は、光の取り入れ方とプライバシーの両立です。大きな窓を設けても、目線が気になりカーテンを閉めっぱなしでは意味がありません。
パパ目線の提案
私自身も女の子が生まれたばかりで、親近感を持ちながらお打ち合わせを進めました。子育て方法や生活スタイルは人それぞれです。そこで、私はお客様のご要望にはなかったのですが、現状のお住まいを拝見させていただくようお願いしました。目的は、今使っている家具の大きさや今後の使い方を把握し、写真を撮りながら家具リストを作ることでした。
現在の住まいから学ぶ
そのリストを基に打ち合わせを進めることで、収納場所や収納量などの空間の使い方を常にイメージしながら提案することができました。将来どこまで見据えてプランを作るかは、お客様との対話でとても重要なポイントです。お客様一人ひとりの考えが伝わってくることで、より良い提案ができたと感じました。
良いプランのために
今の住まいを建築業者に見せることを躊躇する方もいらっしゃるかもしれませんが、良いプランや提案はそこから生まれます。今回のプロジェクトでは、現状の住まいを拝見することで、具体的なニーズや希望を把握し、最適な提案ができました。
結論
お客様と共に作り上げる家づくりは、将来を見据えたプランニングが大切です。今の住まいを見せることで、より良い提案が生まれることを実感しました。ぜひ参考にしていただき、素敵な家づくりを実現してください。
それではまた次回に。
岡本 博次