【住宅ローン】

2025年01月17日

住宅ローンの支払いが厳しくなる前に! 意外と知られていない住宅購入で注意すべき3つのポイント 


こんにちは!いつもご覧いただきありがとうございます。

最近の住宅事情を見ていると、多くの方からこんな声を耳にします。

  • 「土地も建物もどんどん高くなっている」
  • 「金利が上昇基調で支払いが不安…」


住宅購入を考えるとき、「支払えなくなったらどうしよう」という不安は誰しも抱くものですよね。

そこで、多くの方がファイナンシャルプランナーに相談したり、両親や周囲の意見を聞いたりと、資金計画に向けて動かれています。ロジカルな対策としてはそれで問題ありません。ですが、今回は視点を変えてお話出来ればと思います。


「ローン破綻した」お客様の特徴とは?

私はこの業界で30年、多くのお客様の住宅購入をサポートしてきました。その中で、「払えなくなった」「不要になった」不動産を手放さざるを得なくなった方々の共通点を見てきました。少し重い話かもしれませんが、ここで知っておくことで、将来の不安を軽減できるかもしれません。


① 家族の問題

新築購入時は、ほとんどのご夫婦が円満な状態です。しかし、残念ながら夫婦関係が修復不可能な状況になると、不動産は処分せざるを得ません。

実際、夫婦仲が良いご家庭は、ローンの支払いもなんとか乗り越えられているケースが多いのです。
「夫婦円満なら住宅ローンは何とかなる」――この逆説を覚えておいてください。


② 使途不明金が多い

「何に使ったのかわからない支出」が多い家庭も注意が必要です。買い物や飲食であればレシートが出ますが、明細が出ないもの、たとえばギャンブルや異性関係が原因での出費は、後々大きな問題となることがあります。

キャッシングの利用が増えている場合も要注意です。新築購入を計画する際は、パートナーのカード明細をしっかり確認し、家計を透明にしておくことが大切です。


③ 健康ではなくなった

住宅ローンは、何十年も働き続けることを前提に組むものです。健康が損なわれた場合、生命保険でカバーできることもありますが、保険で賄えない「体力の衰え」や「気力の減退」が仕事に影響を与え、収入減に繋がることもあります。

「心と体の健康」を維持することは、家を守るための大切な鍵です。


不安があれば計画を見直そう

「大丈夫だと思っていたけど、①~③に当てはまってしまった…」という場合でも、早めに計画を見直すことで、問題を防ぐことができます。

そこを見越して、資産化に少し荷重を置いた物件探しとハウスメーカー選びをしておけば安心です(処分時に債務を売却金額で消せるように計画する、ということです)

今年も私のコラムを通じて一人でも多くの方の不動産(土地探し・不動産購入・住宅ローン等)に関する不安・悩みの解決のお力になれるように発信させていただき思いますので是非家づくり四皇SNSをフォローください。

不動産の悩みを解決させるヒントをお届けさせていただきます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

                                                                                                                                                                                                  伊藤 英浩